下へ
2010/09/03 (金) 03:11:24        [qwerty]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%B7%E7%97%8D%E8%BB%8D%E4%BA%BA
傷痍軍人
大きな傷として腕や脚を失った傷痍軍人も多くいた。軽傷の者は復員後
故郷に晴れて戻ったが、体の一部を戦禍で失ったこれら元軍人は仕事に
就く訳にもいかず、その生涯を国立療養所やその後の国立病院機構の元で
過ごすこととなった。日々の生活はそこで送っていたものの、都会の
人通りが多い駅前や、地元の祭りや縁日にはその場に来て露天商が並ぶ
通りなどの通行人から金銭を貰い小遣いとした。これら外出の際の
その帰途には好きな酒の一杯も飲んだであろう。白い患者服に軍帽の
衣装、松葉杖、ハーモニカやアコーディオンなどで哀愁のある軍歌や
もの悲しい曲を演奏していたものである。このような光景は団塊の
世代からさらに一回り若い世代から上の年齢の者なら街で一度は
見かけていると考えてよい。

上へ