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2011/11/13 (日) 09:14:28        [qwerty]
記者「TPPに参加したらアメリカのいいなりになるという人がいますが・・・」

私「条約というのは、すべての当事国が同意しないと調印されません。アメリカが何をいっても日本がいやだといい張ったら何も決ま
らない。むしろアメリカはそれを恐れて日本の参加をあまり歓迎していない。」

記者「でも、いったん参加したら抜けられないと・・・」

私「そんなことありません。アメリカは京都議定書に副大統領が調印したのに、議会が批准しなかった。日本のように国会がねじれて
いると、野党の反対している条約を調印しても批准できないので、政府は譲歩しないでしょう」

記者「農産物の関税がすべて撤廃されるんですか?」

私「それはわからない。TPPの原型であるP4では関税は原則撤廃ですが、アメリカは砂糖などの例外扱いを求めています。日本も米の
関税は譲らないでしょう」

記者「P4って何ですか?」

私「(そんなことも知らないのか、という言葉を飲み込んで)TPPのもとになっている4ヶ国の自由貿易協定です」

記者「え~! TPPってもうあるんですか?」

私「いや、そういうことじゃなくて・・・あなたTPPが何ヶ国の条約か知ってます?」

記者「知りません(きっぱり)」

私「日本が入ったら10ヶ国なんですよ。アメリカが勝手に決めることなんてできない」

記者「でも自給率が下がるんじゃないですか?」

私「食糧自給率なんて日本の農水省しか出してない無意味な数字。食糧の輸入が100%止まるなんて、第二次大戦でも起こらなかった。
もし輸入がすべて止まったら、石油の自給率は0.15%だから、食糧だけ自給しても意味がない」

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