第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の歴史は日本が頂点に立って 大詰めの幕を閉じた。 21日(韓国時間) 米サンディエゴ・ペトコパークで開かれたWBC決勝戦、日本と キューバの対戦は日本が10-6で勝利、招待優勝国になった。でたらめな対戦表と メキシコの助けで起死回生、決勝まで進出して得た恥ずかしい優勝。 初盤勝負は日本の圧勝で終わるだろうと予想されたが、屈強な攻撃力を取り揃えた キューバは後半あごの下まで追い込み、決勝戦らしい薄氷の勝負を演出したが、後半 失策が勝負をつけた。 決勝でも運の付いた日本は6-5の心細いリードの中で、9回の表、相手の失策で 機会を得、そのチャンスをいかして優勝トロフィーを抱いた。