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2005/04/26 (火) 09:40:29        [qwerty]
弩弓鼠・・・ (どきゅそ)
(1) 中国、宋の時代の 弩弓(戦闘用の大型の弓矢)の名手
 度 灸雲(字は雷聞) は天高く飛ぶ鳥も、巨大な熊であろうとも、
自分に射殺せぬもの等無い と自負していた。
 しかしある年、穀倉にネズミが大量に発生し、退治を頼まれた度 灸雲は、
”大型の弩弓では大量のすばしこいネズミには役に立たない”
という周りの忠告も聞かず、弩弓にこだわった為に、
耳を齧られる大怪我を負ってしまう。
 この故事から「弩弓鼠」(弩弓を鼠にむける)「度灸雲」は
「自分勝手な愚か者」転じて「馬鹿者」を意味するようになった。
 また、漫画家フジコフジオがこの故事を元にマンガ「ドラえもん」を 描き、
人気を博したことは、あまり知られていない。
民明書房刊 「世界の弓術」より

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