民主党の岡田代表が次期衆院選に向けてまとめた外交・安全保障政策提言案「『開 かれた国益』をめざして」の全容が29日、明らかになった。 アジア外交では、近隣の中国、韓国との信頼醸成を緊急の課題と位置づけた。過去 の植民地支配などを「謙虚かつ率直に反省したうえで、未来志向の関係を構築する」 ことを民主党政権の共通認識とするとした。具体的には戦没者などの追悼のための国 立施設建立を盛り込んだ。