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2005/06/08 (水) 15:48:50        [qwerty]
中国の偽造物は先日書いた「ニセ札」 に留まりません。
偽ヴィトン、偽シャネル、偽ロレックス。それから、CD、DVD、VCDの海賊版。
本物を買うのがバカらしくなってくる程、偽物が溢れてます。
そう、中国は「偽物パラダイス」。これは言わずと知れた一般常識。
ところが、そんな常識をも超越した偽造。私が中国で一番衝撃を受けた事。
それは、”自分の戸籍”の偽造。しかもいとも簡単に!
「名前が○○に変りました。」「年齢が〇才に変りました。」
「高卒から大卒になりました。」
これって、私の日本で育まれた常識を完全に覆すもの。
「自分の戸籍を二つ三つ持っている」という人もたくさんいます。
あなたは誰? 本当の年齢は? 今まで何していた人?
戸籍を信じられなかったら一体何を信じればいいんでしょう?
たった500元(約6千円)で年齢が変えれるらしいです。
大切な名前や年齢や学歴を、コネやお金でこんなに簡単に偽造できちゃっていいわけ?さらに驚くべきことに、偽造する人達に「罪悪感」がないんです。
偽造が半ば常識である世界。
先日読んだ本によると、中国は有史以来、偽書・偽経・偽史で溢れているそう。
つまり、偽造や捏造は、中国数千年来の伝統文化。
中国で一番大手の新聞「人民日報」でさえ、
「タイトルの四文字と発行年月日以外は信用できない」と言われています。
恐るべし偽造大国。眠りから覚めた獅子はまだまだ謎だらけです。

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