永住外国人への地方選挙権付与を推進する民主党の「在日韓国人をはじめとする永住外国 人住民の法的地位向上を推進する議連」(岡田克也会長)は11日、ジャーナリストの櫻井 よしこ氏を講師に招き、国会内で4回目の会合を開いた。 櫻井氏は、外国人への選挙権付与に反対の立場から「特別永住者の歴史的経緯を考慮し、 日本の国内法の順守を誓約してもらった上で、国籍取得の条件を特例的に簡素化する必要が ある」と主張した。また「外国籍のまま選挙権を与えるとアイデンティティーと実際の国籍 の間のギャップを永続的に固定化してしまう」と指摘した。 これに対し、岡田氏は「それも含め本人が背負っていく話だ。もし私が外国で2、3世と して生まれ育ち、『選挙権を得たければ国籍を捨てろ』といわれたら許せない」と反論した。