2019/03/10 (日) 19:51:39        [misao]
借金がかさみ効率のいいバイトを探していた主人公が破格の給料に惹かれ
応募した求人はオレオレ詐欺グループだった。

とりあえずやってみろ、と脅されやけくそでかけた電話先の女性は
主人公の声を聞き絶句の後「孝之さん?!」と声を出した。
「ああそうだよ」と応じると電話先で泣きながら謝る声が聞こえる。

隣でモニターしていた詐欺グループ構成員に「これはだめだから切れ」と
小声で指示され電話を切った。

すでに免許証を奪われ警察に駆け込んだらどうなるか、と脅されていた主人公だが
帰宅の途中で最寄りの警察署に駆け込み事情を説明。翌日捜査第2係と生活安全課が乗り込み
犯人は全員検挙された。しばらく警察からの事情聴取に付き合ったが1ヶ月も経つと
警察から話を聞かれることもなくなった。

ふと思い出すのはあの日の女性である、極めて特徴的だった電話番号は何度も思い浮かべていたため
今でも容易に思い出せる。あの日の尋常じゃない女性の様子が気になった主人公は
もう一度あの番号にかけてみた。



その後は、些細なことで喧嘩をして口をきかないまま送り出した翌日に事故にあって夫を失ってしまった未亡人が
主人公の声を死んだ夫の声だと勘違いしていて、主人公はそれに付き合ってたまに電話をして夫の振りをするという展開が続く

というラノベを考えているのだがどうか