もしオレの人生で感謝しなくちゃいけない奴がいるとしたら、それは長森だろうな。 あのとき、あの幼い日々に長森と出会ってなかったらオレはどうなっていただろう。 あの日から一緒にいることが多いし、たまにはそのお節介が鬱陶しく思うときもある。 でも最後には感謝だ。 ずっといい友達でいてくれよな。 でも、あのときの言葉はどこに消えてしまったんだろうな。 オレを救ってくれたあの言葉は…。