2000/02/25 (金) 22:52:02 ▼ ◇ [mirai]「アジアの子どもと買春
ロン・オグレディ著、エクパット・ジャパン監修、
京都YMCAアプト訳、明石書店刊
著者ロン・オグレディはディサンプル教会牧師。国際エクパットのコーディネーター。
性的児童虐待、児童買春の実態について、広範かつ詳細に記されている。フィリピンで起きた「ロザリ
オの死」についても詳しい。以下に抜粋する。
ロザリオは8才の時、ストリートチルドレンに加わった。「トムボーイ」(じゃじゃ馬)と呼ばれていた。スラ
ムの一角、バイオレットという女性の経営するハウスに出入りし、観光街で物乞いをし、彼女に上納して
いた。
ロザリオは10才の時、バイオレットの内縁の夫に強姦され、以後、客を取るようになった。セックスの
最中ドラッグを嗅がされ意識不明になることもあった。
1986年10月10日、ロザリオは旅行客のホテルに招かれた。男は器具をロザリオの膣に入れた。ロ
ザリオはいやがり、痛みのあまり数回悲鳴を上げたと、ロザリオに同行した少年が後に語っている。翌
朝ロザリオは下腹部の鋭い痛みで目を覚ました。男が膣に何か入れ、そのままにしていった、とロザリ
オは少年に告げた。数日、異物を取り除こうと友人の力を借りてもがいた。痛みが酷くなり、ロザリオは
医者へ行った。医者はロザリオに異物をすぐに取り除かなければならない、無料でそれをしようと言っ
た。ロザリオは動揺し、そこを出ていった。異物を取り除いた後、刑務所に送られるとロザリオは恐れた
のだ。
やがてロザリオの体から悪臭がしはじめた。友達はロザリオをからかった。ロザリオは痛みに耐えてい
た。バイオレットの内縁の夫は、体内に異物があるのを知りながら、またもロザリオを強姦した。異物は
子宮頸部に入り込み、そこに固定された。
その後ロザリオはがに股で歩かなければならなくなった。ドラッグで痛みを切り抜けた。悪臭が酷くな
り、ハウスでは叩かれるので、街外れの空き地で眠った。
1987年5月14日早朝、ロザリオが緑の胆汁を吐き倒れもがいているのを近くの人が発見し、医者へ
連れていった。ロザリオの腹部は膨らんで丸くなっていた。鎮痛剤を投与し翌日手術をした。子宮から長
さ9センチの折れたバイブレーターが取り出された。3日後、衰弱していたロザリオは死亡した。
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