4月に開学する広島県立保健福祉大(三原市)が実施し た一般前期入試の国語の設問の中に、受験票を見れば正解 がわかってしまうものがあり、入試実施本部は26日、 この設問について受験者全員を正解扱いにすることを決め た。「携帯」を漢字で書かせる問いだったが、受験票の裏に 「携帯電話禁止」の注意書きがあった。若者の必需品に 気を回したつもりが、思わぬ“出題ミス”を招いた格好だ。