その日も久しぶりに外に出た 太陽の光が俺を照らしつけ心に陰を作り出す 2ヶ月ぶりに郵便受けを見た以前食べたうさぎは美味しかったな という思いが再び脳にエンドルフィンを放出する その郵便受けを見て目を疑ったまたうさぎが入っている それを見て全身が引き締まった同じ光景なのだ 2ヶ月前と話し掛けると「兄さんからここに入ってたら 暖かかったという手紙が来たの。でも最近便りが無くて探しに来たの」 どうやら以前食したうさぎの妹らしい 俺は耳をつかんで引っ張り出し部屋に連れ帰った 電子レンジの扉を閉めようとするとうさぎはこっちを見て 「これも運命なの?」と言った あたため2分にセットしながら思ったのは うさぎでも家族と言う概念ってあるんだなぁと言う事だった