ともこ「もう、外にも出たくないっ」 兄「ともこ・・・。」 ともこ「もう死にたいっ」 兄「ともこ・・・。」 ともこ「兄ちゃんのばかっ。出て行ってよ!!」 兄「ともこ!いじめに負けちゃいけない!勝つんだ!」 ともこ「えっ・・・?」 兄「ここで負けたらお前は一生負け人生だ。ここで勝たないとダメだ。」 ともこ「そんなこと言ったって・・・。ひっく。」 兄「いいか!警察を呼ぶんだ。」 ともこ「けいさつ?」 兄「ああ。警察に訴えるんだ。そして弁護士を立てて民事と刑事の両方から 奴らを追い詰めるんだ。そして何より世論の後押しが必要だ。 兄ちゃんは読売新聞の投書欄に投稿する。ホームページも作って やつらの実名を公表して世論を味方にするんだ!!」 ともこ「そ、そんなことできるの?」 兄「やるしかないだろ!それでお前はいじめられた体験を原稿用紙でも リポート用紙でもいいから書け。それを出版社に持ち込むんだ。」 ともこ「う、うん。」 兄「印税ガバガバ入るぞ、ともこ」 ともこ「うん!ともちゃんがんばるっ」