ネプチューン名倉レイプ未遂疑惑

                　人気お笑いトリオ、ネプチューンのリーダー名倉潤（３１）とフジテレビ社員らが、東京・六
                本木のカラオケ店でホステスの女性（２４）とトラブルを起こしていたことが７日、分かった。
                この女性は、暴力を振るわれるなど、わいせつな行為を強要されたとして、今月６日、警
                視庁に被害届を提出した。フジテレビは「強制や暴力はなかった」としたが、社員らに厳重
                注意した。名倉側は「女性とは談笑しただけ」と説明している。 

                大声で「脱げ」

                　名倉らのトラブルを最初に報じたのは７日発行の夕刊紙「日刊ゲンダイ」。「レイプ未遂」
                のタイトルで、わいせつ行為を強要されたというキャバクラのホステスＡ子さんの証言を掲
                載している。それによると、今月４日午前１時ごろ、顔見知りのフジテレビの社員ディレクタ
                ーから、近くのカラオケ店に来るように電話で誘われた。 

                　このカラオケ店は東京・六本木交差点にほど近い場所にある人気店。指定された部屋
                はジャグジー付きの特別室で、Ａ子さんと店のホステス２人が訪れた。部屋にいた男性は
                名倉、フジテレビのバラエティー番組の社員ディレクター、制作会社スタッフ２人の計４人。
                「日刊ゲンダイ」によると、名倉が「おまえが来るっていうからこの部屋をとったんだ。脱げ
                よ」と声を荒らげ、部屋にいた男たちが抵抗するＡ子さんの服と下着を無理やり脱がせ、わ
                いせつな行為に及んだ。「本番」はなかったが、野菜スティックを使ったプレーなどを行っ
                た。名倉はパンツを脱がず行為にも及ばず、ほかの３人に指示を出していたという。 

                警視庁捜査へ

                　Ａ子さんはショックのあまり現在も不眠症や食欲不振が続いている。医師の診断書を取
                り、６日に警察に被害届を出した。日刊スポーツの取材に警視庁の捜査関係者は「被害
                届が出されたのは事実です。Ａ子さんの供述に基づいて、捜査を行う方針です」と話した。