2000/03/10 (金) 16:23:51      [mirai]
島根県が採用試験不合格者に合格通知2度も送るミス 

                            島根県の2000年度の県職員採用試験を受験し、不合
                           格になった県内の20歳代後半の男性に対し、県が間違っ
                           て合格者向けの案内資料などを2度にわたって送付し、男
                           性が電話で合否の問い合わせをした際も合格者として対
                           応していたことが10日明らかになった。男性は県に転職
                           するため、現在勤める会社に退職届を出したという。

                            男性は昨年6月、県工業技術センター(同県東出雲町、
                           井原譲所長)の研究員採用試験を受験。1次試験は合格
                           したが、7月の2次試験で不合格になった。同県人事委員
                           会は8月30日付で本人に不合格を通知した。

                            同センターは9月下旬、業務内容などを掲載したセンタ
                           ーの広報資料を4人の合格者に送る際、送るべき合格者
                           の代わりに不合格だったこの男性に郵送。「採用内定を心
                           からお喜びします」などと記した送り状が含まれていた。

                            男性は不合格の通知を受けていたため、10月に同セン
                           ターに確認の電話をしたが、応対した職員は合格者から
                           の問い合わせと思い、氏名を確認しないまま返事をしたら
                           しい。

                            同センターは再び12月、合格者向けの資料を男性に送
                           付。今月7日、男性が採用後の宿舎などの相談を電話で
                           した際、氏名の確認をしてミスがわかった。

                            井原所長らが男性宅を訪問し謝罪したという。