首相が急死=臨時代理に青木長官
2000-04-02 23:14
小渕恵三首相は二日、体調を崩し、都内の病院で死去した。自民党幹部は同
日夜、首相が当面公務をとれないため、青木幹雄官房長官を直ちに首相臨時
代理に任命する方針を明らかにした。首相は有珠山噴火への対応に備え、二日
は首相公邸で待機していたが、体調の不調を訴え、同日夕、都内のホテルで開
かれる結婚式への出席をキャンセルした。首相は、自由党の連立政権からの離
脱問題で一日夜、自由党の小沢一郎党首と首相官邸で会談、連立解消を決断
した。一連の離脱問題への対応で心労が重なっていたとの見方も出ている。首
相は心臓の持病があり、一九八七年にも発作で倒れたことがある。
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