3人の死刑囚がいた。 ある時、3人のうち1人は死刑を免れることになった。 だが3人のうち誰が助かるのか、当の本人たちには知らされていなかった。死 刑執行の前日、囚人Aは監守にこうたずねた。 「明日、私たちの3人うち2人が死ぬことになる。わたしのことはどうでもい いが、わたしの2人の友のどちら かが1人死ぬことは確実だ。どうかその友 のために祈りをささげたいので、明日死刑になる友を1人だけ教えてほしい。 監守は囚人Aに教えた。そして囚人Aは自分の死ぬ確立を3分の2から2分の 1に減らすことに成功したのだった。