2000/04/12 (水) 00:51:34      [mirai]
これは、日本アルプスに伝わる奇妙な話です。
登山用語で、山で死んだ人を「オメコ」というそうです。
なぜオメコと呼ばれるのかというと、崖から体中をぶつけながら転げ落ち
死んだ死体がまるでオメコを割ったようにぐちゃぐちゃだからなんだそうです。
私の親戚の兄が、ある大学の登山部で、週末に先輩たちと日本アルプスに
登山することになりました。朝の6時に麓を出発し、長い時間の登山を
楽しんでいたそうです。最初は彼も初めて登山ができるということで、
わくわくしていましたが、しかしその感激がすぐに覚めてしまいました。
あるものを見てしまったからです。
それは無造作に横の崖に横たわるオメコの姿だったのです。冬場は死体の処理が
困難なため、簡単な毛布を死体にかぶせていたのですが、その布団から血が
にじんでいるのには思わず目を覆いたくなる光景でした。
やっと頂上に着くころには、すっかり日も沈みかけていました。時間でいうと
6時ころです。すると前方から何やら大勢の集団がやってきました。
みんな「あれっ」っと思ったのです。朝の6時に麓を出発した12時間も
かけて登ってきたのに、今下山することは自殺行為に等しかったのです。
その集団が彼らの横を通過したとき彼は見てしまいました。
その集団は「オメコ」の集団だったのです。
一番後ろにいた兄が振り向こうとしたのです。
「後ろを見るな!!」
先輩が大声で怒鳴りました。
その後は急いで頂上の山小屋に向かいました。山小屋に着いたとき、
兄がその怒鳴った先輩に「あの時なんで怒鳴ったんですか?」と聞くと、
「もしおまえが後ろを振り向いたら、山中引き吊り回されてオメコの集団の
仲間に入れられてしまうんだ」ということを聞かされたのでした。
彼らが頂上近くで見たオメコの集団は、だんだん麓でも見ることができる、
つまり、麓に近づいているということなのです。

みなさんの中に日本アルプスに登る時は、気をつけたほうがいいですよ。

もし後ろを振り向いたらオメコの集団に入れられるかもしれませんから・・・・