2000/04/14 (金) 23:36:00      [mirai]
13日投開票の韓国総選挙で、市民団体が
                                      展開した「落選運動」は、対象となった86人
                                      の候補者のうち、7割近い59人を国会から
                                      「退場」させた。古い政治を打破しようという
                                      初めての試みが、有権者の投票行動にかな
                                      りの影響を与えたことを示した。

                                       落選した対象候補を政党別に見ると、与党
                                      の民主党が16人中12人、ハンナラ党が28
                                      人中9人、自民連が18人中17人、民主国民
                                      党が8人中7人など。地域別では、首都圏で
                                      20人中19人が落選した一方、ハンナラ党の
                                      支持基盤慶尚道では35人中16人にとどま
                                      った。

                                       86人のうち、「接戦区で効果が大きい」とし
                                      て重点対象とされた22人中、15人が落ち
                                      た。

                                       有力な政治家では、ソウル中心部で、元国
                                      家情報院長の李鍾賛氏(民主党)が接戦の
                                      末、ハンナラ党候補に敗れた。慶尚北道では
                                      元韓日議員連盟会長の金潤煥氏(民主国民
                                      党)が落選した。(22:53)