> 2000/04/14 (金) 23:58:54 ▼ ◇ [mirai]> 古人の知恵を言ったらしかめっつらして「子曰く」なんて引き合いに出される孔子サマ、だけど決して清廉潔白でも純真無垢でもなくむくつけきおっさ
> んで常に仕官を志して一国の宰となって自分の考えを実践しよーと考えていた夢想だか妄想だかの人であったことは酒見賢一さんの「陋巷に在り」な
> んかにも出ているから最近は知られているけれど、だからこそ今時の経済が弱っちい時にこそ引っぱり出して21世紀を生き抜こうってなことが「儲け
> ることにきれい汚いはない」(孔健、講談社、1500円)に書いてある。「論語と算盤」と言ったのは明治の日本経済の立役者、渋沢栄一だったけど、
> やっぱり見ている人はちゃんと見ているってことなのね。
> ホントに孔子って実利主義者で現実主義者だったの? という疑問には貝塚茂樹センセイとか宮崎市定センセイとかの本あんまり読んでない身に
> はちょっと答えられないけれど、何しろ書いているのが孔子から数えて75代目の直系子孫。いわば家元(なの?)サマが言っていることに下々の者と
> してどうして逆らえよう。まあ何だって有り難いことを都合に合わせて解釈するのが世の常で、今は金儲けの時代だからそー解釈しているだけで時代
> が変われば別の解釈も出てくるかもしれない。温故知新とはつまり新しきを知るために古きをほじくり返すってこと、なのね。しかし中国の人なのにト
> ウ小平の例えを「白猫黒猫」と言っているのはフ・シ・ギ。正解は「黄猫黒猫」だって「アカシック・ファイル」で明石散人先生が書いてたけど、やっぱり
> 「悪貨は良貨を駆逐する」、なのかなあ。
荒らしなの?
参考:2000/04/14(金)23時58分16秒