> 孵らぬ卵は恐れ戦きつつ、今も何かを夢見て動く > その夢、我ら生きる全てと > このあとキボンヌ ┌──┐ | | ⊥。○゚⊥ ~′ ̄(|´_`) 眠れる胚子は己が殻の中にいることを知らずとも UU ̄ U U 己の心音と血流を聞き、世に音があることを知り 想像もできぬ殻の外を予感し、身を打ち振るわせ されど身が孵ることが叶うか否か未だ定かでなく 殻の中でただ悶えるのみが、今許されし生の証し 想いも願いも半端な身で、己の形すら見えはせず いたずらに膨れ上がり続けるのみの各部に戸惑い その混乱の中で一筋の光明を感じた気になりしも それは殻の中での、ひとときの成長過程のひとつ 果てに待つものは、殻の外のみが知るといえども その外の何たるか、殻の中より見える道理もなし 孵らぬ卵は恐れ戦きつつ、今も何かを夢見て動く その夢は我等、生きるすべてと何ら変わる所なし 参考:2000/04/22(土)20時34分53秒