しかし、ヤツの熱中している仕事を中断させるのは気が引ける。 声を掛けてイキナリ襲い掛かってこないとも限らない。 俺は声を掛けるタイミングを見計らっていたが、ヤツはそんな 俺の苦悩もおかまいなしに中腰になってゴミの山と格闘している。 俺は足跡を殺してヤツの背後1,5㍍ほどのところまで近づいたまま 成り行きを見守っているしかなかった。 つづく