今日はやる気がなかったのでピザを頼んだ 小心者の俺は例えば一万円で払おうとして 「(゚Д゚)ハァ?そんな釣り銭ねえよハゲ死ね」 と言われるのが怖くていつも代金を丁度用意する 宅配の人が来てお金を渡そうとしたら 手が滑って小銭を玄関にばらまいてしまう俺 そこに隣の部屋の奴が彼女を連れて通り過ぎる 腰をかがめてお金を拾おうとしていた俺の目線と 隣人の目線が須臾の時を隔てて絡み合う その時の目線の高さの差異がそのまま力関係を 表しているような気がして意味もなく赤面する それでもピザは美味しかった