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「猿飛佐助」のマンガ家、杉浦茂さん死去
「猿飛佐助」などの人気作品で1950年代を中心に活
躍したマンガ家、杉浦茂(すぎうら・しげる)氏が23日午
後7時、腹膜炎のため東京都三鷹市の病院で死去し
た。92歳だった。葬儀・告別式は26日午前11時から東
京都三鷹市牟礼1の16の19の寿量会館で。喪主は長
男勉(つとむ)氏。自宅は東京都三鷹市井の頭2の26
の30。
1908年、東京都生まれ。油絵で帝展に入選するが、
マンガに方向転換。32年に田河水泡門下に入り、同
年、東京朝日新聞の「どうもいけねえ」でデビューした。
戦前は古典的なユーモア・教育マンガが多かったが、戦
中は国策絵本も手がけた。戦後は「冒険ベンちゃん」を
はじめ、54年に「猿飛佐助」、56年に「少年児雷也」を
発表、自由奔放な子供の遊びの世界を描き人気を集め
た。近年再評価の声が高まり、89年に児童文化功労者
に選ばれ、93年には全5巻の「杉浦茂マンガ館」が刊行
された。
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