2000/05/06 (土) 05:10:04      [mirai]
 「アフリカ・マダガスカル 竹林でタケノコを食べるサル」

 アフリカ大陸の東、インド洋に位置するマダガスカル島。日本の1.6倍もの
面積を持ち、およそ8000万年前、他の陸地から分かれたこの島は、独自の進
化を遂げた生きもので満ちている。

 島の東海岸にある熱帯雨林には、まるでアジアを思わせる竹林が広がってい
る。その竹林で今から14年前、新種のサルが発見された。

 体長40センチ程のこのサルは、金色の毛に覆われ、竹を主食にしていること
からゴールデンバンブーレムールと名付けられた。ゴールデンバンブーレムール
の主食はタケノコ。世界でも竹を主食にするサルは他には知られていない。

 しかも、このタケノコには人間が食べると死ぬほどの猛毒シアンが含まれてい
る。彼らがどの様にシアンを解毒しているのか、詳しい事はまだ解っていない。

 子育てもまた独特である。他の大半のサルとは異なり生まれたばかりの赤ちゃ
んを木の上に置いて育てるのだ。

 ゴールデンバンブーレムールは、タケノコを取りに地面に降りる時が最も外敵
に襲われやすい。その為、赤ちゃんを安全な木の上に置いてくるのだと考えられ
ている。これもまた、竹に頼って生きるための知恵なのだ。

 番組では、14年前に発見されたばかりの新種のサル、ゴールデンバンブーレ
ムールのユニークな生態を世界初の映像で克明に紹介する