2000/05/10 (水) 14:10:25 ▼ ◇ [mirai]今日の日記。
雨の朝、家を出て、コンビニの角を曲がったら車に水を跳ねられた。
電車に乗り込む直前、横からオヤジが割り込んできて、オヤジの
もっていた濡れた傘が僕の太股にべっちょり当たった。学生服の
ズボンは古くて生地が薄くなっているので、とても冷たい。
学校までの道のり、突然後ろから蹴られた。「おぅ、やっぱりこの
巨体は油か」A原だった。「ちょっと、こっち来いや、油」
僕は何もしていないのに、朝から鞄で頭を殴られた。痛かった。
「見てるだけで暑苦しいな、デブ」そう言って、蹴り倒された。
ズボンも上着もぐちょ濡れになってしまった。とても冷たい。
教室に行くとみんなが笑った。「おい油、小便でも漏らしたのか?」
トイレに入ってタオルで水を拭いて、少し待って乾かしたはずなのに、
ズボンの股間のところだけ色が変わっていたらしい。「きったねえ」
「小便と油は、相性がいいんか? ぎゃはは」「ションベン油!」
「ションベン油!」クラス中で、ションベン油・コールが始まった。
もう耐えられない。先生に今までのことを全部話そうと思った。
先生が、教室に入ってきた。僕は泣きそうな顔になり、口を開けたが、
その前に先生が「おっ……? おまえ、いい歳して、おもらしか?」
と言った。みんなが爆笑した。結局、保健室で着替えさせられた。
保健の先生がやさしくタオルと着替えのジャージをもってきてくれた。
そのやさしさが、とてもつらかった。思わず涙が出た。死にたい。
ウフフ。