2000/05/10 (水) 14:10:25      [mirai]
今日の日記。

      雨の朝、家を出て、コンビニの角を曲がったら車に水を跳ねられた。
      電車に乗り込む直前、横からオヤジが割り込んできて、オヤジの
      もっていた濡れた傘が僕の太股にべっちょり当たった。学生服の
      ズボンは古くて生地が薄くなっているので、とても冷たい。
      学校までの道のり、突然後ろから蹴られた。「おぅ、やっぱりこの
      巨体は油か」A原だった。「ちょっと、こっち来いや、油」
      僕は何もしていないのに、朝から鞄で頭を殴られた。痛かった。
      「見てるだけで暑苦しいな、デブ」そう言って、蹴り倒された。
      ズボンも上着もぐちょ濡れになってしまった。とても冷たい。
      教室に行くとみんなが笑った。「おい油、小便でも漏らしたのか?」
      トイレに入ってタオルで水を拭いて、少し待って乾かしたはずなのに、
      ズボンの股間のところだけ色が変わっていたらしい。「きったねえ」
      「小便と油は、相性がいいんか? ぎゃはは」「ションベン油!」
      「ションベン油!」クラス中で、ションベン油・コールが始まった。
      もう耐えられない。先生に今までのことを全部話そうと思った。
      先生が、教室に入ってきた。僕は泣きそうな顔になり、口を開けたが、
      その前に先生が「おっ……? おまえ、いい歳して、おもらしか?」
      と言った。みんなが爆笑した。結局、保健室で着替えさせられた。
      保健の先生がやさしくタオルと着替えのジャージをもってきてくれた。
      そのやさしさが、とてもつらかった。思わず涙が出た。死にたい。


      ウフフ。