投稿者:地蔵 2000/05/28 (日) 00:49:11      [mirai]
窓の外に視線を感じふとカーテンに目を遣ると
僅かに開いた隙間から入り込んだ雨に濡れた窒素が
カーテンをゆらゆらと静かに震わせた

そのたおやかな動きが昔想いを寄せていたあの子のフレアスカートを想起させ
間違えて踏んでしまい粉々に砕けたドイツ土産のイースターエッグが
私を哀れむ様にカルシウムの補給を薦めるのであった