人を自殺へと追いやりました。 私が中学生だった頃、一人の同級生を共謀して苛めぬきました。 少年院へ入った後、今の生活を送っていますが 彼の命日になるとどうしたら良いのかわからなくなります。 彼の母親に線香をあげさせてくださいとお願いしたら 「今は、やめてください」と震えた声で言われました。 食い下がらずに、償いたい、と言ったら、償って欲しくないと怒鳴られました。それから、今住む所へ私は住居 を移しました。 この話は、こっちでは誰にも知られていませんが、自分の奪ってしまった命の重みを実感する時、自分はいま すぐ死んで詫びねばならないと思います。 彼の命日の前後になると、よく眠れません。顔色が悪いと友人に言われます。 彼の十三回忌が明後日、長野県松本市で行われるはずです。 私は、まだ実家へ顔を出せません。