2000/06/20 (火) 06:44:58      [mirai]
専門学校をやめて、初めて迎えた夏。友人たちが車を購入して彼女といちゃいち
ゃしている中、私は遺跡発掘のバイト(大学が出来るというので更地になった場
所を、ただひたすら掘りまくる仕事。このバイトをやって唯一の収穫は、神奈川
県の土地を掘っていくと、富士山の火山灰が出てくると知ったことである)をひ
たすらやっていた。
夏の炎天下、ちょっとおかしくなってしまう人も多少いて、「うおおおおおお」
とか「バカヤロー!」とか、誰に向かって叫んでいるのかよくわからない罵声が
飛び交う、壮絶な職場であったことを記憶している。
日給7000円ほどのバイト代は、ほとんどライブのチケット代か音楽機材に化
けたが、なぜか一度だけ高尚なものに化けたことがある。
それは天体望遠鏡だ。
なぜ天体望遠鏡だったのか、今の私にはよくわからない。ただ、あまりにつらい
バイトの日々を過ごしていく中で、星空にロマンを求めたとしてもそれは笑えな
いだろう。

(;´Д`)!!!!!!!!!!!!!!!!!