2000/06/22 (木) 14:33:21 ▼ ◇ [mirai] 舎利弗、汝が意において云何。何のゆえぞ、名づけて、一切諸仏に護念せらる
る経とする。舎利弗、もし善男子・善女人ありて、この諸仏の所説の名および経
の名を聞かん者、このもろもろの善男子・善女人、みな一切諸仏のために共に護
念せられて、みな阿耨多羅三藐三菩提を退転せざることを得。このゆえに舎利弗、
汝等、みな当に我が語および諸仏の所説を信受すべし。舎利弗、もし人ありて、
已に願を発し・今願を発し・当に願を発して、阿弥陀仏国に生まれんと欲わん者
は、このもろもろの人等、みな阿耨多羅三藐三菩提を退転せざることを得て、か
の国土において、もしは已に生じ・もしは今生じ・もしは当に生ぜん。このゆえ
に舎利弗、もろもろの善男子・善女人、もし信あらん者は、応当に願を発してか
の国土に生ずべし。
舎利弗、我がいま諸仏の不可思議の功徳を称讃するごとく、かの諸仏等も、ま
た、我が不可思議の功徳を称説して、この言を作さく、「釈迦牟尼仏、能く甚難
希有の事を為して、能く娑婆国土の五濁悪世、劫濁・見濁・煩悩濁・衆生濁・命
濁の中にして、阿耨多羅三藐三菩提を得て、もろもろの衆生のために、この一切
世間に信じ難き法を説きたまう」と。舎利弗、当に知るべし。我五濁悪世にして、
この難事を行じて、阿耨多羅三藐三菩提を得て、一切世間のために、この難信の
法を説く。これをはなはだ難しとす。」
仏、この経を説きたまうことを已りて、舎利弗およびもろもろの比丘、一切世
間の天・人・阿修羅等、仏の所説を聞きたまえて、歓喜し、信受して、礼を作し
て去りにき。
仏説阿弥陀経