2000/06/25 (日) 04:25:59 ▼ ◇ [mirai]「私にはあそこでバトルしている気はありません。バトルしているなら弱い者苛め
になってしまうでしょうが。(^_`)」
これはあなたお得意のせりふですが、根拠はあなたの主観にしかないと思います。
理由は、あなたの相手が「弱い者」かどうかは、証明されていないからです。
私が見る限りでは、あなたがPCVANで経験したタイプとは違うと思いますが、
かなりの論客の方も多いという印象があります。
「あほの実状記録」での「あほの定義」を読みましたか?
あなたが思い描くあほ像と同じでなければ、あなたがあほに思えないでしょう。」
これは、捨てぜりふの一種ですが、捨てぜりふはそれ以上の展開が出来ないことを
示す赤信号ではないでしょうか。
「右翼共和派は厳密に言うと右翼ではありません。とは言っても極右HPの者が言っ
ているような天皇の取り扱いではありません。
右翼とは左翼に対抗する概念であって、〈進歩〉に対しては〈保守〉を、〈革命〉
に対しては〈反動〉を、〈急進〉に対しては〈漸進〉を志向する政治勢力です。
だから左翼勢力との相対関係によって決まるものであり、右翼の特定の形という
ものはありません。
彼らもこのことは分かっているようで、そのために右翼という言葉を冠してみたり、
(民族の**)という言葉を使っているのです。早い話しエセ右翼なのです。エセ
右翼だから民族とは何のことであるかに付いて言及してはいないのです。」
あなたの右翼定義は、近代的なもので、第一次世界大戦以後の世界での右翼には
該当しないですが、それはさておいて、右翼共和派が「エセ右翼」とは初耳です。
すると右翼共和派の正体とは何なのでしょうか。左翼の偽装なのでしょうか。
根拠が無いと根拠が発見できないは別物です。認識力は人によって異なって
いるので、尻尾しか捉えられない人は全体を把握することは出来ません。だ
から誰かが私の意見を矛盾していると思っても、イコール矛盾があるのでは
ありません。その人の視野内では矛盾と感じたいうだけです。
だから私の反論に崩れてしまうようでは、その人が私の意見に見出した矛盾は
その人の視野の狭さによる結論に過ぎなかったということになります。」
これは同感です。しかし言われていることは、あなたにも該当するかもしれません。
私は橘氏については、掲示板の発言しか知りませんが、論旨はしっかりしているようですし、
あなたが言うように憶病とも思えません。それにあなたもそれなりに評価している蓑田狂気氏
とは、かなり親しく、蓑田氏も一目置いているようですが、それは蓑田氏が人を見る目が
ないからなのでしょうか。
こんなことを書いたのは、あなたが「認識力は人によって異なっているので、尻尾しか捉えられない
人は全体を把握することは出来ません。」と、まったく正しいことを書いておられるのに、勇み足の
ような発言をされるからです。
あなたは、常に自分が、認識においても論理においても、相手より「上である」と前提しているよう
ですが(だから、相手の「あほ」視や「弱いもの苛め」云々発言になると思いますが)、
どうなのでしょうか。
それからあなたの論理は、万全のようですが、意外とモロいかもしれません。
「根拠が無いと根拠が発見できないは別物です」これは、問題ありませんが、あなたは、
これに続いて、相手を「論拠が発見できない」という方に結びつけてしまいます。
そこには何の論拠もないのですが、前段の「根拠が無いと根拠が発見できないは別物です」
の論理で、いかにも論拠がありそうな印象になっているにすぎません。
誤解しないでいただきたい。私は、あなたには何の悪意も反感もありません。
ただ、あなたの論拠は、論理展開の構造にしても、思想内容においても、仔細に検討すれば、
かなり脆弱である印象が強いということです。これはあくまでも私の感想にすぎませんから、
当然、違うというお考えもおありかと思いますが、私はそう感じました。
「認識力は人によって異なっているので、尻尾しか捉えられない人は全体を把握することは
出来ません。だから誰かが私の意見を矛盾していると思っても、イコール矛盾があるのでは
ありません。その人の視野内では矛盾と感じたいうだけです。」
これなども、相手の認識力が、あなたより「劣る」という前提が成立しなければ通用しない
でしょう。そういう前提があるからこそ「イコール矛盾があるのではありません。その人の
視野内では矛盾と感じたいうだけです。」という展開になるのでしょうが、そういう前提が
成立しなければ「矛盾と感じたいうだけです」というのは相手の内面の把握ではなく、相手の
内面を、そのように把握したいというあなたの願望にすぎなくなるでしょう。
私の発言が、あなたの気持ちを害するところがあればお許しいただきたい。
私は、どこまで可能か分かりませんが、あなたと論争ではない、対話をしたいと思っているだけです。