何気ない流れの中で人は生きる。 不安を抱き、疑問を抱き、悲しみを抱きながら。 そして、人はなにかを求めようとする。 僕等がそうであったように。 ジタンは自分の守るべきものを。 ビビは自分の存在を。 ガーネットは自分らしさを。 霧がすべてを覆い尽くすこの世界で、僕等は自分なりの「答え」を探し求めた。 ある時は戦い、ある時は手をとりあうことで。 その「答え」は何だったのか。 僕等はそこになにかを思いだすことができたのか。 それは、この物語を通解けばわかるかもしれない・・・