スチュアート・カウフマンの「自己組織化と進化の論理」とゆう本を読み終わった。進化とは たんなる突然変異と自然淘汰だけではなく、それに加えて自己組織化という大きな原理が働いて いる……要約するとそんな感じのことが延々と書いてある。自然界に存在する「無償の秩序」の ことを科学的に証明しようとしたり。ダーウィンやウォレス流の進化論だけでは、現在の有り様 が説明しきれないのは当然だと思う。なにかプラスアルファが必要なのだ。そのプラスアルファ にあたる理屈というのは、たくさんあるのだけど、決め手になるような説がない。だから面白い のだけれど。