2000/07/12 (水) 23:20:39      [mirai]
業績悪化が続き、取引金融機関に対して総額約6300億円の
債権放棄を求めていた百貨店大手、そごうグループは12日、
国(預金保険機構)による「救済」への政界、国民からの批判
の高まりや、最近の厳しい売り上げ減で経営再建策の先行きに
展望を失ったことから、最終的に債権放棄計画を断念し、民事
再生法の適用を東京地裁に申請、倒産した。そごう本体と別法
人となっている国内各店の負債総額は約1兆8700億円とし
ており、金融関連を除くと過去最大の倒産になる見通しだ。百
貨店大手の倒産は戦後初。長引く消費低迷と拡大戦略で背負っ
た「負の遺産」の重みに、伝統企業も耐えられなかった。