投稿者:おふう 2000/07/15 (土) 03:44:10      [mirai]
そのとき、ふと気がついた。
 梓の日焼けのあとが……変だ。
 パンツの形ではなく、女の子の水着の形に色が残っている。
「あ、梓、お前──」
「なんだよ?」
 体を洗い終わった梓が耕一の前に立った。
 耕一は、じーっと見た。
 あそこを確認する。
「なんだよ、スケベ」
 隠そうともせず梓は言った。
「お、お前、女……?」
「はあん? なんだよ、男だと思ってたのか、バーカ」
 にんまり笑って梓は湯船に飛び込んだ。
 滝のようにお湯が流れた。
「お、女……!?」
「見てんじゃねーよ、スケベー」