2000/07/17 (月) 06:55:07      [mirai]
昭吾へ

人の生き方にはいろいろある。おまえも大きくなった。
自分の道をすすむのもいい。だが、小さい頃運動会で二人三きゃくで歩いたろ。
あのときのことが おとうさんにはわすれられないのだよ。
昭吾、人生は一人じゃない。二人三きゃくではしらねばらんんこともある。




あとがき

不良である昭吾とその父は、昭吾の悪さのために爆発事故に遭う。
父は死亡。昭吾は助かる。昭吾の左足には父の骨がたくさん移植されていること
を聞かされる。昭吾は泣きながらこれから父との二人三脚だということに気づく。
大人になった昭吾と父が二人三脚で走ってゆく。