2000/07/20 (木) 04:09:56      [mirai]
月曜日、由布子と一緒に出かけてきました。
由布子のリクエストで海に行ってきました。
海岸につき、車をとめて一緒に波の音に耳を傾けていると、由布子がおずおずと
顔を上に向けて息を止めています。
僕は由布子の唇に、自分の唇を重ね、初めて舌を差し入れました。
由布子は戸惑いながらも舌を絡め、僕に答えてきてくれました。
由布子との始めてのディ-プキスに僕の全身も痺れてました。
「ねえ、こうちゃん・・・夕べ、ゆうと・・・Hしたくなかったの?」
「言ったろ。恋人としてもっともっと心を通い合わせてからでも遅くないよ。
 それに、ゆうが震えてたから・・・まだ、怖いんだろう?」
「ごめんね。正直言うと、ちょっと怖いの・・・。
 どんなことするか、頭では分かっているつもりだけど・・・」
「そうじゃないかと思ったよ。いいよ・・・少しづつすこしづつでいいよ」
「ありがとう、お兄ちゃん・・・やっぱり優しいね、お兄ちゃんは・・・」
「はは・・・それはいいけど、『こうちゃん』が『お兄ちゃん』に戻ってるぞ」
「いっけな-い、私ったら。やっぱりずっと呼んでる呼び方でないとダメね」
「いいよ、『お兄ちゃん』で」
「お兄ちゃん、大好き!
 ゆう、がんばるから・・・ゆうのバ-ジン、絶対お兄ちゃんにあげるからね!」
「僕も、愛してるよ、由布子!まってるよ」

それから何時間も僕と由布子は、車の中で語らい続けました。

お互いをいつから異性として意識しだしたか・・・。
お互いのどんなところが好きなのか・・・。
そんなことから始まり、話の種は尽きませんでした。
気が付くと水平線から太陽が昇ってきました。

僕に全幅の信頼を寄せ、可愛らしい寝顔を見せている由布子を助手席に乗せて、
帰途につきました。
(う-ん、デ-トかなあ、これが・・・)