2000/07/22 (土) 23:26:42      [mirai]
BBSをごらんの皆様、こんにちは。
    以前から、エアーポンプについて、なぜ早く壊れるか、エアクリが原因だとか、いろ
    いろなうわさがありました。そこで、エアクリを作る際に同時にエアーポンプの温度
    もレコーダーで記録して、何がエアーポンプに起きているか、少しでも原因究明に
    なればと行ってきました。
    そして、ついこの前同じBBSでタービンが原因ではないかと発言をしていました。
    しかし、この場でそれが間違いであったことをお知らせします。

    以前のレコーダーに記録された温度をご説明します。
    エアーポンプの出口温度は、2600rpm以上では時に80度を割ることもあります
    が、基本的には水温(エンジン自体の温度になりますね)とほぼ同じです。エンジ
    ンに取り付けてあるのだからもっともなことです。そして、2600rpm以上ではポン
    プが停止していますから、そのエンジンからの温度になっています。しかし、260
    0以下での走行では、時として120度近くまで上がります。今回は渋滞中の温度
    がそうでした。その記録を見ていて走行風のない状況でこの熱源はタービンでは
    ないかと、発言したのですが、今日その先入観念を無視する形で温度測定を始め
    ました。ポンプの出口を開放したまま、温度測定を行ったのです。そうしたら、アイ
    ドリングで81度が回転をあげると2500付近で83度でした。ところが出口を封鎖
    して測定すると、アイドルで100度、2500で120度でした。そう、これは断熱圧
    縮です。
    さらにエアーポンプにつながるエンジンのパイプに逆流がないか調べましたが、あ
    りません。そしてポンプを純正どうり接続して温度を測定すると、そーっと回転をあ
    げると、84度から2500で97度でしたが、ギアーを入れて、ブレーキを踏み、半ク
    ラッチで負荷をかけながらアクセルを開けると、2500で120度でした。ボンネット
    は開けたまま、風を送ってタービンの影響を与えないようにしながらやった実験で
    す。
    結論は走行中のポンプ温度を上げているのは、断熱圧縮で、その最高温度はポ
    ンプクラッチが切れる2600のちょっと前、約2500rpm付近で、加速中です。加
    速中ですからエアーの戻し(エアクリを変えるとブオーブオーと音がすることがあり
    ますね、あれが戻しのエアーです)とは関係ありません。正常な作動での温度で
    す。
    120度がポンプの破損の原因かどうか、断定はできません。しかし、弊社でもあっ
    たポンプの内部のベアリングのトラブル(何個かベアリングが焼きついてだめにな
    った物がありました)の原因の一つであることは確かだと思います。マツダはベル
    トの張力も厳密に規定して、張りすぎに注意するよう言っていました。それも原因
    の一つでしょう。
    今日の時点で何が対策かはいえません。唯一張力だけはディーラーで確認しても
    らいましょうとはいえます。また、ポンプにできるだけ温度の低いエアーを吸わせま
    しょうともいえます。
    どうしても壊したくないなら、ポンプクラッチの切れる回転数の設定を、1200-30
    0rpmに設定すればかなり改善されるでしょう。しかしそれでは触媒にエアーが送
    られませんから、加速時の排ガスが浄化されないため、違法になります。
    中途半端な報告のみですが、以前の僕の先入観念をお詫びして訂正させてくださ
    い。