2000/08/17 (木) 07:28:03      [mirai]
        大学生の半数以上、高校生でも4人に1人が性体験が
                ある――性教育の啓発活動などをしている日本性教育
                協会の調査でこんな結果が出た。同協会は1974年以
                来ほぼ6年おきに調査しているが、高校生と大学生の体
                験率は一貫して上昇傾向にあり、性行動の早期化を裏
                打ちした形だ。

                 調査は、青少年の性に関する意識などを探るため昨年
                11月から今年1月にかけ、全国12地点で中・高・大学
                生約5500人を対象に行われた。

                 それによると、性交渉は、男子大学生の63%が経
                験。女子学生は今回調査で初めて50%を上回った。高
                校生では男子が27%、女子は24%に上った。男子高
                校生は前回(93年)調査に比べ、10ポイント以上増え
                た。キス経験などでも早期化がみられ、中学生では男女
                とも初めて10%を上回った。

                 性行動の早期化を促す要因をキス経験者でみると、携
                帯電話・PHSを持っている人が、持っていない人より経
                験率が高く、個室や自分専用のテレビなどを持っている
                人も、持っていない人より高かった。これについて同協会
                は「情報機器を持っていて交際範囲が広かったり、家族
                の監視が弱く自由になる空間を持っていたりするほど、
                性行動も活発化する」とみる。また、キス経験者は、学
                校や家庭が「楽しくない」と答えた人の割合が高かった。
                この傾向は特に女子に強く表れた。(03:10)