投稿者:おふう 2000/08/27 (日) 23:57:17      [mirai]
【声】「おはようございますっ」
どんっ、と体当たりするように誰かが俺の背中にくっついていた。
首を動かして、視線を後ろに向ける。
真冬の学校。
所々に残る雪。
雪解けの水で湿った赤煉瓦の上に、ひとりの少女が立っていた。
【栞】「えーっと…」
【栞】「すいません、嬉しくて体当たりしてしまいました」