浮浪者も並と玉子を食べていた。 白身が口からダラリ出ている。・・・何度も、白身を口から出してはごはんに掛けて・・・。 と思っていたが・・・いや、待て、玉子の器が無いではないか!! しかも、浮浪者からは時折、「カーッ」と聞こえる・・・。 そう、あれは紛れも無く、"痰"をメシに掛けながら食べていたのだった。 それを見て以来、吉野家には行けなくなった。