投稿者:   2000/09/09 (土) 00:02:52      [mirai]
AIR大変素晴らしかったです。
 これほど泣いたのも久々です。
 シナリオも素晴らしかったです。
 はっきり言って予想以上でした。
 演出も素晴らしく、『青空』の流れるところなんて、
 最高でした。
 観鈴の『ゴール』という言葉と晴子の心情それに会わせて流れる、
 青空・・・・・・涙が止まらなかったです。
 ゲームを止めた後も、未だに頭から離れないです。
 胸がそわそわするような感じです。
 これほど泣いて感動したのはKANON以降はじめてです。
 その規模はKANON以上かもしれませんが・・・・

 一月以上待ったかいはあるゲームだと思います。

 このゲームのメッセージも素晴らしかったと思います。
 それは幸せな生というものは何なんだろうか?という問いだと思う。

 人生において、たった一つでも幸せな記憶があれば、
 それで十分幸せだということを言っているのだと私は思った。
 美凪シナリオではみちるが、観鈴シナリオでは美鈴自身が、
 その人生(存在)の終焉に短い期間だけに、
 それまでの人生では味わえなかったほどの幸せが感じられる。
 それだけで全てが幸せに感じられると言うことだと思う。
 もしそれまでの人生の幸不幸をプラス・マイナスで統計するのではなく、
 たった一つ幸せなものがあれば、
 それで人生が全てが幸せである。
 というメッセージを持っているように感じた。

 そしてその反面、
 たった一つの幸せを得る事の難しさというものを、
 (特に)観鈴と晴子は語ったように思える。