9/15未明、アラスカ州ジュノーの沖合い300km付近にて、
マグロ延縄(はえなわ)漁船の乗組員が、延縄に様々な色のゴム皮膜が
塊状になってかかっているのを発見した。

　乗組員は最初、ゴミではないかと思い、外そうとして近づいたところ、
異臭を放っていたため不審に思い、地元の海上保安局に無線で通報した。

　現場に到着した海上保安員がそのゴム塊を引き上げたところ、中から男性のものと
思われる白骨化した遺体が現れた。

　風船には日本語で「ファンタジー号」と書かれており、警察では９４年に
気球に乗って行方不明になった、通称「風船おじさん」こと鈴木嘉和氏ではないかと
みて、捜査を続けている。