投稿者: 2000/09/26 (火) 01:33:41 ▼ ◇ [mirai]http://www.cnn.co.jp/2000/SHOWBIZ/09/20/patriot.review/index.html
ところが、ロバート・ローダットの脚本は、ありふれたせりふ回しと、過度に俗っぽい
メロドラマ仕立てで失敗している。しかも、大まじめに現代の正義感を当てはめようとし
ているのが、逆に気になって仕方がない。例えば、18世紀という時代設定の中で、主
人公の農場で働く黒人たちが、奴隷ではなく単なる使用人というのも、無理があるだろう。
主人公がいかに善人かを示すには好都合だが、実際にはあり得ない話だ。
ギブソン演じる主人公ベンジャミン・マーチンは、妻に先立たれた7人の子供の父親と
してサウスカロライナ州に住んでいる。昔の戦争では勇士だったが、今は家族を大事にする
平和主
義者だ。しかし、父の反対を押し切って独立戦争に参加していた長男ガブリエル(ヒー
ス・レッジャー)がイギリス軍に人質に取られた上、15歳の次男トーマス(グレゴリー
・スミス)が殺されてしまい、これ以上、戦いを拒み続けるわけにはいかなくなってしまう。
命がけの奇襲攻撃で、長男を助け出すマーチン。対するイギリス軍は、お定まりの時代遅
れな戦略で立ち往生する羽目に。小人数ながらも頭を使ったマーチンの部隊と、素晴らしく
訓練されながらもお決まりの動きしか出来ないイギリス軍との戦いが、どのような結末を迎
えるかは、小学校3年生でも分かるだろう。
散々に罵倒だな(;´Д`)
パトリオットはダメなモヨリ