投稿者:   2000/09/27 (水) 21:33:07      [mirai]
 うあーーーん…
 うあーーーーーーーんっ!

 泣き声が聞こえる。

 誰のだ…?

 ぼくじゃない…。

 そう、いつものとおり、みさおの奴だ。
 

 「うあーーーーん、うあーーーんっ!」
 「うー…ごめんな、みさお」

 「うぐっ…うん、わかった…」

 よしよし、と頭を撫でる。

 「いい子だな、みさおは」

 「うんっ」
 

 ぼくは、そんな幸せだった時にずっといたい。
 それだけだ…。