投稿者:   2000/09/29 (金) 01:34:17      [mirai]
前に同じ事を書いている人がいたら済みません。一応発売当初からこの掲示板を見てきましたが私が驚いた事はラ
 ストについての記事がどのページにも1つはあるぐらい多く見られることです。その記事では実質このゲームのメイン
 シナリオであるAIR編において観鈴の最後が幸せだったかどうかつまりはハッピーエンドであったかどうかを中心に
 書かれているものが多いと感じました。後もうひとつはシナリオが難解で不親切だという事だったと思います。また思
 った以上に観鈴が死んだ事に対する批判が多かったと思われます。感情的な事を抜きにして言わせてもらうとKEYに
 とってあの場面でハッピーエンドには出来ないような立場に追いこまれていたと思われます。あくまでもこれは推測
 の域を越えるものではありませんし実際シナリオライターの方がどの様に考えていたかは分かりませんが少しはそ
 のような圧力があったと思われます。というのはこのゲームをプレイした人の大半は前作KANONもしくは前の会社で
 ほとんど同じスタッフが作ったONEをプレイした人だと思います。ONEのほうは詳しい事は省きますがエンディングから
 エピローグやそれまでの話がしっかりと書かれていたので、ベタなハッピーエンドてしたがそこまでラストについて批
 判が多くなかったと思います。しかし、KANONでは前半部でなかなか特定のキャラへの話に進まなかった事などもあ
 ってか後半部に前半部の伏線に対する解説などが一気に来る為に少し急過ぎたとところがあったと思います。それ
 でもシナリオがきっちりとしていたと思いますが、問題になったのはAIRとおなじくエンドについてでした。これはエン
 ドにかけて話が急に進みヒロインが死ねもしくは悲劇が訪れるものでしたがすぐそのあとにあゆの奇跡によってすべ
 て解決される事でした。この 悲劇→ハッピーエンド についてはかなりの批判がありAIRでは同じ事をするなという
 プレッシャーがあったと思います。
  しかしここで私が言いたいのは肝心なのはハッピーエンドであったかどうかではなく作品の持っているメッセージつ
 まりテーマについてだということです。例えばKANONていうと過去の悲劇から逃避した主人公が同じ町で再び同じも
 しくは別の悲劇に直面する事によってその悲劇とともに過去の悲劇のトラウマを克服する事が重要であってそれを達
 成した後のエピローグは重要ではないと思います。確かに異常なほどにエピローグで説明しすぎた事は問題だった
 と思いますが。それに対する反省がAIRには現れていたと思いました。だから今作では必要以上の事は語らないしベ
 タベタなハッピーエンドにもしないという事に繋がったのだと思います。これがエンドが難解だという人が多くなった原
 因ではないかと思います。しかし、人それぞれによって解釈は違えども作者が意図したテーマは1つであり、ある程
 度文章を読みなれた人なれた人ならばそんなに不親切だったとは思います。それでも納得がいかない人は冷たいよ
 うですがもっと別の作品を読んだほうがいいです。これは別にその人を差別しているのではなくて作品に求めている
 ものが違うからです。別にこんなこと言ってるからってハッピーエンドが嫌だとか難しい作品ではないといけないとか
 そう言う事を言ってるのではありません。結局のところAIRについても重要なのは観鈴が幸せだったかどうかでは作
 品のテーマではないかと思います。言いたかった事はこれだけです。