[ どうせならもっと ] 毒殺事件の裁判は、いよいよ大詰めを迎えていた。 「そのあと被告人は、毒入りシチューを1人前作りました。そしてそれを夫に食べ させたのです!被告人に尋ねます。一度は愛した夫にそんな恐ろしいことをして、 あなたは後悔しなかったんですか!!」 「…うっ。後悔しました。一度だけ」 「それはいつですか?」 「夫がおかわりがほしいと言ったときです」