大手家電量販店ロケットが民事再生手続き申請 東京・秋葉原電気街の大手家電量販店ロケット(東京都千代田区、資本金8000万 円、江川昌明社長)が2日、東京地裁に民事再生手続きの開始を申請し、同日付で 保全命令を受けた。民間信用機関によると、負債額は413億円。 同社は1946年に創業。家電やOA機器を扱い、関東圏に積極的に店舗展開をし、 最盛期の91年3月期には356億円の売上高があった。しかしバブル期の店舗網拡大に より財務面が圧迫された上、消費不振に過当競争が加わり、売上高は2000年3月期 には202億円に落ち込み債務超過に陥っていた。