精神的圧迫を受けてゲロを吐いた。 胃液や消化しきっていない食物特有の酸っぱい物ではなく咽喉が痺れるような苦い物だった。 人に電話をかけたら、お前とはもう終わりだ、という事を言われたからだ。 電話などかけなければ良かった。 退屈さ寂しさを紛らわす為、軽い気持ちでかけたのがいけなかったのか。 人と話す、人と顔を合わせる、もはや私にとっては自傷行為以外の何物でもない。 この前だって図書館に貸し出しカードを作りに行ったらハァ? ハァ?と何か言うたびに聞き直された。 私の声が小さいのかこの小汚い司書の聴覚がおかしいのかは知らないが、兎に角たいへん不愉快な思いだった。 私に人を無神経と言う資格は無いが、家から一歩も出ない人間になれというのか。 ゲロを吐き続けろとゆうのか。 咽喉が痺れ声が枯れそれでも発声器官が潰れても吐けとゆうのか。 吐き続けてやろうか。 くたばるまで吐き続けてやろうか