「みゅ～♪」

「いだだ！あたしの髪がぁ」

「いいぞ、繭。やっちゃうもん♪」
『マッカーシズムなの』

「繭、いい子だからやめて～！」
「みゅ～♪」

「あはは。そうだ。繭はどこの政党の支持するの？もちろん自民党だよね」
「ちがうわよ。繭はきっと共産…あいててっ」
「民主党だよな？」
『公明党なの』
「うう…タケちゃん…」
「社会党かも」

ふるふる

「…自由党…」


「な、なんだとー！」
「繭さん。信じてました」
「繭はまだ小さいから、世の中の仕組みがよくわかってないんだね…。沈み行く船を、わざわざ選ぶことないのに…」


ふるふる


「…いたがきしすとも自由はしなないもぅん…」


「そっちの“自由党”かいっ！」
「板垣退助って、そう言ってしばらくは生きてたんだよな」


「みゅ♪」


「やっほー、遊びに来たよ」

「詩子…また来たんですか？」

「ちょうどよかった。柚木さんはどこの政党を支持するの？」
「もちろん自民党だもん。長いものには巻かれなきゃ♪」
「ふん。共産党にきまってるでしょ」
「いやいや、きっと民主党だな」
「うう…タケちゃんが…」
「これからは社会党ね。マドンナ旋風再びよ」
「みゅー♪」

「あはは。あ、あたし政治になんか興味ないよ」

「詩子は新進党を支持してるんです」
「茜～。でも、いまは社大党ひとすじよ」

「なにそれ？」
『知らないの』

「沖縄社会大衆党☆」

「知るかぁーっ！」（全員）

「失礼だね。これでも県議選では健闘してるよ」

「…全国区で話してください」


「おーい。みんな集まってなに話してるんだよ？」

参考：2000/10/14(土)21時45分17秒